地理に詳しくなる

自分しか知らない抜け道

トラックドライバーをしていると、自分しか知らない抜け道をいくつか把握できるようになるのも、この仕事のメリットです。トラックを運転しているので、細い道は基本的に通行することは難しいですが、走りやすい広い道が必ずしも目的地に早く到達するとは限らないものです。荷物を届けるのに時間的に余裕のないときには、定番の道を走ることが多いです。しかし、時間に余裕があり、新しい道を試してみることにより、従来よりも早く目的地にたどり着ける道を発見したりして、徐々に地理に詳しくなっていきます。また、トラックドライバーというのは単調な仕事なので、抜け道を探したり、新しくできた道を走ってみたりすることで、仕事に楽しみを見出すこともあります。

時間帯で混雑状況がわかるように

いつもトラックを運転していると、時間帯によって混雑状況が手にとるようにわかるようになります。渋滞する時間帯が把握できるようになれば、その時間帯は避けて別のルートを通ることで、荷物を早く確実に届けられるようになるのもトラックドライバーだからできる裏技です。渋滞しやすい場所や時間帯というのはある程度決まっていて、それが予測できれば避けられます。また、中長距離のトラックドライバーの場合、比較的自由に休憩を入れることが可能です。そこで、混雑をしている時間帯はあえて休憩に当てて、最寄りのコンビニでゆっくり過ごし、渋滞が緩和される時間帯になったら、再び車を走らせるなど、柔軟性を持って仕事に取り組めるのも魅力です。